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雷が多い夏だった。熊谷気象台によると、落雷観測日数は、7月に10日、8月(27日現在)も10日あり、平年の7月4・7日、8月5・6日の約2倍を記録した。このため停電が多発し、家電製品の故障も相次いだ。雷が多かった理由を気象庁は「太平洋高気圧の東日本への張り出しが弱く、北からの寒気が流れ込みやすかったため積乱雲の発生が多かったからではないか」としている。東京電力埼玉支店によると、8月16日に8670戸が停電するなど、7、8月の落雷による停電戸数は計2万590戸に上った。昨年はこの期間の停電は計750戸だった。同支店は「午前2時まで復旧作業に追われた日もあった」と話す。ヤマダ電機大宮宮前本店では、落雷による家電製品の故障相談が例年の約2倍あり、中でもテレビやパソコンの修理が目立ったという。NTT東日本埼玉支社広報課によると、一般回線電話と異なり電源を必要とするインターネット電話の故障が多く、問い合わせは7、8月の2カ月で昨年より2500件多い3万800件。「修理が追いつかない」とうんざりした様子だ。落雷による家電製品の故障は、電線などを通じて異常な電流が機器に流れることが原因。電源を抜いておくことが最も安全な対策だが、過電流を遮断する装置を設置するのも効果的という。パソコン周辺機器製造販売の「サンワサプライ」(本社・岡山市)によると、「この夏は、2000円程度の雷ガード機能付きコンセントの売れ行きが好調でした」と、こちらは笑顔だ。
(引用元:毎日新聞)
